皆さまこんにちは。
今回は、Instagramで紹介したウッドフラワーベースの製作過程を少しだけお教えします!
(作るのに必死で製作中の写真をほとんど撮れていませんでした…そのため詳しくは文章でお伝えします。長くなりますがどうぞお付き合いくださいませ。)
毎月第2日曜日に開催することが決まった「暮らしクラフトクラブ」初回は2024/4/14に行いました。
私はかねてよりフラワーベースを作りたいと思っていたので、今回職人さんから直接ご指導いただける最高の機会でした。
ちなみに私は木工に関して全くの初心者で、中学の技術の評価は非常に悪かった不器用な人間です!
そんな私が、フラワーベースを作ろうと思ったのはこちら↓の丸フラスコをアンティーク店で購入したのがきっかけです。
よくみるとHarioの文字が…?おそらく有名メーカーHARIOの廃盤品だと思います。
そんなレア物を300円でGETしました!
いまフラスコや試験管の雑貨が流行っているので、1輪差しとして使おうと思っていましたが、うーんなんだか物足りない…。100均や〇iko a〇d…では木と合わせたものを見かけるのですが、デザインがありふれている!
特別なフラスコなので、せっかくなら世界で一つだけのものを作りたい!と思ったんですね。
そこで頭を悩ませること数日…ある真夜中にふと目が覚めた瞬間、突然「これだ!」と思いついたのを寝ぼけまなこで描いたのがこちら↓
この絵だけではとても伝わりませんよね…(笑)
このフラスコを3つ横並びにして、真っ直ぐ立てるのではなく、あえて斜めに傾けたらどうだろう?
と、思ったのです。壁にかければお花がこちらに向いて素敵じゃないかしらと。
そうして再びアンティークショップへ。奇跡的にまだ残っていたので追加で2つ購入。
使った材料はこちら↓
アイアンバーはカインズホームで498円(ネジ付き)。
100均にも売っていましたが、ちょうどよいサイズがありませんでした。
水性ニスはSeriaで購入。100均で大丈夫かなと不安でしたが、量も少なめで色も思ったよりハッキリ出たので、
初心者には十分だと思いました。
あとは自分で寸法を考えて、職人さんに必要なサイズの木材をカットしていただきました。
ラボでは国産の天然木材を購入できます。
今回は25cm×約10cm×約5cmの木材を2つ使用したので、カット料金込みで2000円ほどです(あくまで例です)。
フラスコ自体は自立しますが、不安定かつ斜めにするには底にくぼみが必要と考えました。
そこで、こちらのボール盤という機械を使用し、フラスコの底にピッタリはまる穴を開けました。
自分で開けるのは怖かったですが、隣で職人さんが教えてくれたので安心安全に開けることができました。5分ほどで簡単に3つの穴を開けることができました。
次に、ボンドで2つの木を接着し、ビスを打って固定しました(下手っぴですが、見えないのでOK!)
次は、塗装です。水性ニスのカラーは「メープル」を選びました。
1度塗りでも十分綺麗な発色でしたが、さらにヴィンテージっぽさを出すため、2度塗りしました。
最後に、アイアンバーを取り付け、完成です!
斜めに傾けても安定しています。はじめは壁に飾ろうと考えていたのですが、どっしりとした安定感があり、逆に置き型の方がいいのではないかと思いました。
文庫本を立てかけても丈夫なので、デスクに置いてブックスタンドとしても活用できそうです。ペンも差せます!
製作過程は以上になります。塗装の乾燥に時間がかかりますが、それを除けば半日であっという間に出来ました!
職人さんに道具の使い方や進め方をレクチャーしていただいたおかげで、超初心者の私もDIY女子デビューできました!!改めて、自分で考えたデザインを自分の手で作って実現できたことに感動します。世界にひとつだけしかない特別感もまた良いです。非常に愛着が湧きますね…。
ラボには工具や機械が豊富に揃っているので、それも含めて木工に最適な環境だと思います。
暮らしクラフトクラブでは、職人さんが直接ご指導してくださる絶好の機会ですので、DIYデビューしてみたい方にもおススメです!また、ラボは通常工房利用の予約もできますので環境の整った場所で、淡々と作業したい方もぜひお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さまもぜひ、お気軽にDIYへの第一歩を踏み出してみてください。