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皆さま、こんにちは。
長野県東御市に2023年初春OPEN予定!
木育をテーマとした木の体験複合施設「ミマキウッドラボ」広報担当の木村です。
漆喰の塗り壁と聞くと、腕の良い職人さんが仕上げる…そんなイメージがあるかと思います。
でも、ローラーを使った漆喰塗りであれば、
初心者でも簡単にできます!
ということで、私もチャレンジしてみました!
簡単DIY!漆喰をローラーで塗ってみた
用意するもの
手袋(ビニール手袋)
ゴーグル
汚れてのいい服、靴
マスキングテープ
養生テープ
ブルーシート
汚れてはいけない所を覆うビニール
ハケ
ローラー
ローラーバケット
ローラーバケットしごきネット
撹拌機
漆喰
下地シート
・手順
①マスキングテープ・養生テープで周りを養生
マスキングテープ・養生テープを貼る時は、壁のギリギリまで貼るとテープを剥がす時に、漆喰も一緒に剥がれてしまいます。
そのため、下地材と漆喰の厚み分の間隔を空けてマスキングテープを貼ります。
ローラー塗りは、ローラーからの跳ね返りや飛び散りがあるので、広範囲をビニールやブルーシートなどで覆うことをおすすめします。
②石膏ボードに下地シートを貼る
塗装用下地シート コバウを貼ります。
コバウは紙がしっかりしているので施工しやすいです。
また、調湿効果も優れています。
③漆喰の準備をする
今回使用した漆喰は、クイック&イージー骨材入りです。
漆喰は、乾燥するとひび割れしやすいので、骨材入りを使用しました。
液体タイプなので撹拌するだけですぐに施行できます。
また、鉱物顔料を混ぜ、色を変えることもできます。
天然素材なので、安心ですね。
こちらの商品は、ミマキウッドラボのショップでも販売予定です。
(Planet Japan公式HP:http://planetjapan.co.jp/index.html)
④端をハケで塗る
ローラーが届かない角などの細かい部分をハケで塗ります。
⑤上から下方向へ、ローラーで塗っていく
塗り始めから2.3回転がして塗っていると音が変わります。
音が変わるまでローラーを転がして塗ります。
・感想
漆喰塗りといえば、大変なイメージでしたが、ローラーだとペンキ塗り感覚で塗れます。
しかし、塗りはじめは、ローラーで転がしながら塗る時の音の変化がわからず、同じ場所を何度も転がしていました。
この音の違いがわかると、簡単に塗れます。
とても簡単に塗れるのですが、脚立に乗って塗っていたので、デスクワークが多い私は、次の日は筋肉痛でした・・。
漆喰の匂いは、ツンとした匂いがほのかにする程度で、それほど気にはならなかったです。
注意すること!
漆喰をローラーで塗るときは、ローラーから漆喰が落ちたり、飛び散ります。また、細かい漆喰が全身に飛び散りそのまま固まってしまいます。
固まって服や靴などにくっついてしまい、払っただけでは落ちません。
洗濯すれば落ちますが、汚れてもいい服で塗ってください。
漆喰は強アルカリ性なので、素肌に付かないようにしましょう。
肌につくと、肌荒れしてしまいます。筆者も、手がパサパサのカサカサになってしまいました。反省です。
また、漆喰が目に入るのも危険です。
ほんの少し目に入っただけで、強い痛みがありました^^;
最悪の場合、失明の恐れがあるそうです。
ローラーを転がした勢いで、顔付近に漆喰が飛んでくることもままあるので、ゴーグルを着用するなどしましょう!
漆喰は、固まってしまいます。使用していない漆喰はきちんと蓋を閉めてください。
また、使用する時は、撹拌機で混ぜてから使用します。
撹拌機を持っていない家が、ほとんどだと思います。
その場合は、長い棒などでしっかり混ぜてから使用してください。
今回は、2度塗りしました。
2度塗りすることでひび割れを防ぐとともに、厚みを出しています。
2度目に塗る時は、同じ色を上から塗るので色ムラや塗り忘れなど気づきにくいです。
何度も見て、確認してもちゃんと塗れているのかよくわからなかったです。
気をつけながら塗りましょう。
さいごに
漆喰ローラー塗りは、初心者の私でも簡単に塗れました。
漆喰は、アレルギーなどの健康被害のない自然素材です。
DIYで簡単に自然素材の漆喰を塗れるのはいいですね。
また、顔料を加えて色を変更できるのも楽しいですね。
ご自宅や倉庫などのDIYを考えている方におすすめです。
DIYで壁を塗ろうと考えている方の参考になれば嬉しく思います。