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木のスプーンオイル仕上げ!エゴマ油、アマニ油、みつろう3種塗り比べ

DIY・木工

Contents

皆さま、こんにちは〜^^
ミマキウッドラボ広報担当の七瀬です。

前回チャレンジした木のスプーンづくりに引き続き、
今回はオイル仕上げ(オイルフィニッシュ)の比較をおこないました!

▼前回のブログ

前回は、スギで作った木のスプーンに、みつろうを塗ってみましたが、
今回は「エゴマ油」「アマニ油」「みつろう」を用意して塗り比べを実施!

木のスプーンの樹種も「クリ」「ヒノキ」「スギ」と3種類用意しました!

木のスプーンづくりの樹種選び!クリとヒノキとスギ比較!

木のスプーン樹種

・クリでつくる

「クリ」は広葉樹のため、木が固いという性質があります。
木のスプーンづくりにおいては、固さの割りに、どの樹種よりも削りやすく、仕上がりもそれらしい木のスプーンとなりました。クリの少し飴色が濁った色味や、しっとりと手に吸い付くような質感が、仕上がりの良さを引き立てました。

・ヒノキでつくる

「ヒノキ」は針葉樹のため、基本的にはやわらかいです。そして、ヒノキ風呂としても扱われるように、水に強いという性質を持っています。
そのため、木のスプーンづくりにおいても、やわらかいから削りやすく、水に強いからスプーンとしての用途にもピッタリでした。滑らかでやさしい手触りとヒノキの良い香り。しっとり感もありました。

・スギでつくる

「スギ」は針葉樹。この3種の中で最もやわらかい樹種です。
木のスプーンづくりにおいては、やわらかいのに削りにくく、やすりをかけると毛羽立ちしてしまいました。そして、やすりがけの部分が黒ずみ、残念な仕上がりとなってしまいました。
さらに、水分をよく吸うという性質ゆえ、水に濡らすと膨張して、ブヨブヨした質感に。スプーンづくりにはオススメしません。

木のスプーンのオイル仕上げの塗り比べ!

それでは、3つの樹種紹介を終えたところで、
さっそく塗り比べてみましょう♩

オイル仕上げ前の写真がこちらです▼

そして、用意したオイル▼

POINT

木のカトラリーに使うオイルは「乾性油」と呼ばれる「乾きやすいオイル」を選びましょう!
エゴマ油もアマニ油も、乾性油に分類されます。くるみ油もオススメです。
オススメしないのが「不乾性油」である「オリーブオイル」や「椿油」などです

・エゴマ油について

健康に良いと評判のオイルで、スーパーにも売っているため入手しやすい。食用なので、スプーンにも安心して使える。オイルはやや黄みがかった色。

・アマニ油について

あの有名なWATOCO オイルにも使用されているオイル。スーパーに売っているため入手しやすい。食用油。
オイルは透明色。

・みつろうについて

ミツバチの巣から採れるロウを扱いやすいように固めたもの。自然油系のオイルとして、木工のツヤ出しの仕上げに使用される

1.クリとエゴマ油

ビフォーアフター比較

「クリ」のスプーンにエゴマ油を塗ると、色濃く仕上がりました!ツヤ感もあります。

2.スギとアマニ油

木目が浮き出るような仕上がりになりました。ほんのり飴色に変化しています。

3.ヒノキとみつろう

全体がしっとりとした仕上がりになり、色味も少し濃くなりました。

【オマケ】それぞれの樹種とオイルで比較!

スプーンは用意できませんでしたが、
スプーンと同様にやすりがけをした木のカケラで、まだ塗っていない種類のオイルを塗って仕上がりを比較してみました!

※前回のブログで扱った「スギ×みつろう」は割愛します

\ オイルフィニッシュ後 /

まとめ

エゴマ油は全体的に色が濃く変化する仕上がりになりました。
アマニ油は、木のそのままの色合いを生かせる仕上がりに。
みつろうは、重たいテクスチャゆえに、かなりしっとりとした仕上がりに。

それぞれの良さを感じつつも、個人的には「エゴマ油」の色が変化する仕上がりがオススメです!
サラサラしたオイルなので乾きも早く、かつ色味も味わいあるものになります。

ぜひ、オイルフィニッシュの参考にしていただけたら、嬉しいです^^

木のスプーンづくりは、今年の夏にオープン予定の「木の体験複合施設 ミマキウッドラボ」でも体験できます♩
休日に親子で木工体験や、カップルで思い出の品づくり、友達と集まって家具制作に挑戦、など様々なものづくりが楽しめます。

いつでも、だれでも、気軽にものづくりができる空間。集え!ものづくりビトたち!
ミマキウッドラボのオープンをどうぞお楽しみに♩

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